佐賀県情報セキュリティ・モラルシンポジウムを開催しました

2月5日、小城市のドゥイング三日月において、佐賀県、佐賀県教育委員会、佐賀県警察本部が主催する平成29年度情報セキュリティ・モラルシンポジウムを開催いたしました。シンポジウムは、平成27年度まで、当法人の企画により情報モラルシンポジウムとして開催。今年度は情報セキュリティ月間に合わせ、情報セキュリティの要素も含め企画、開催しました。

シンポジウムでは、LINE株式会社公共政策室の高橋誠さんから「子どもとネットのつきあい方を考えよう」と題した講演をいただき、その後、佐賀市教育委員会、牛津高等学校PTAの取り組み、佐賀県警察本部からの話題提供をいただきました。

続いて行った、パネルディスカッションでは、高校3年生2人、大学4年生、大学院2年生をパネリストに迎え、「若者に聞く、リアルなスマホ事情、SNS事情」をテーマに討論しました。

「若者は、自主ルールなどを決め、大人が思う以上に上手く情報社会と付き合っているのではないか」「大人と子どもの情報モラルの認識にズレはないのか」という問題意識のもと意見交換。パネリストから、「それぞれの考え方の“尺度”が違うのかも」などと言った意見がだされ、コーディネーターからの「対話型の情報モラル教育が必要なのでは」という提言をもってディスカッションをまとめました。

当法人では、引き続き、ICTの利活用推進と併せ、情報セキュリティ、情報モラルを考え学ぶ機会を提供していきたいと考えています。


■情報提供

佐賀市教育委員会学校教育課 指導主事 横地千恵子さん

佐賀県立牛津高等学校 生徒指導主任 江頭辰弥さん

佐賀県警察本部生活安全部生活環境課サイバー犯罪対策室 藤井信吾さん

■パネルディスカッション

パネリスト

古賀萌子さん(佐賀大学学校教育学研究課)

伊東孝彦さん(佐賀大学経済学部)

瀬頭泰平さん(佐世保工業高校)

古川項志朗さん(多久高校)

アドバイザー

堀良彰さん(佐賀大学全学教育機構教授)

コーディネーター

牛島清豪(特定非営利活動法人NetComさが理事長)